
写真=Getty Images W杯スペイン代表メンバーの22歳FWビクトル・ムニョスに、プレミアリーグ移籍の可能性が浮上している。英BBCが11日に報じた。
オサスナに所属するムニョスは2003年生まれ。バルセロナのカンテラで育つが、トップ昇格は果たせず、2021年夏にレアル・マドリードのユースチームへ移った。
昨年5月のエル・クラシコでトップチームデビューを飾ったムニョスは、今シーズンからオサスナに完全移籍。公式戦36試合で7ゴール5アシストと結果を残した。
3月の国際親善試合でスペイン代表デビューを果たすと、初出場でゴールをマーク。そのインパクトでFIFAワールドカップ2026のメンバーにも名を連ねた。
バルセロナへ移籍したアンソニー・ゴードンの後釜を探すニューカッスルが、ムニョスを最優先ターゲットに据えている。すでにオサスナとの交渉を開始したという。
移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏は「ニューカッスルは3000万ユーロ(約56億円)を超える正式オファーを提示し、獲得に自信を深めている」と伝えた。
買い戻しオプションを持つレアル・マドリードは今夏、その条項を行使しない方針。しかし50%の売却条項を保有しているため、移籍金の半額を手にすることができる。
ムニョスの契約解除金は約74億円に設定されているが、ニューカッスルはオファー額での合意を目指す。両クラブの交渉は順調に進んでいるとみられる。
ムニョスは左ウイングを主戦場とし、鋭いドリブルと決定力を兼ね備える。ここ数年伸び悩んだスペイン代表において、新たな攻撃の核として期待されている。
ニューカッスルは今夏、左ウイングの強化を急務としており、ゴードンの穴を埋める人材としてムニョスを高く評価。プレミアリーグでの適応能力も調査済みだ。
オサスナ側はクラブ史上最高額の移籍金を得られる可能性があり、放出に前向きな姿勢を示している。ムニョス本人もプレミア挑戦を熱望していると報じられている。
一方、レアル・マドリードは将来の買い戻しに備え、ムニョスの成長を追い続ける。売却条項による収入も、今夏の補強資金に充てられる見通しだ。
バルセロナが約149億円で獲得したゴードンは、新天地で順調なスタートを切った。その後釜を巡る争いは、ムニョス獲得で決着する可能性が高い。
ムニョスはワールドカップでの活躍も視野に入れており、まずは所属クラブで結果を残すことが先決。移籍が実現すれば、スペイン代表の新星がプレミアの舞台で躍動する姿が見られるかもしれない。
ニューカッスルはすでに移籍市場で積極的な動きを見せており、ムニョスの他にも複数のターゲットをリストアップしている。今夏の補強の成否が、来季の成績を左右することになる。