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マツダは10日、ロシアでの生産事業から撤退すると発表した。同社が保有する現地の製造会社の株式を、合弁先のロシア企業に1ユーロで譲渡する。10月24日に契約を締結した。
この撤退に絡んで、マツダは約120億円の損失を計上する見通しだ。ロシアのウクライナ侵攻により、同社は4月末から現地工場の操業を停止していた。
マツダは極東ウラジオストクにある合弁工場で、2012年からスポーツタイプ多目的車(SUV)「CX―5」などをロシア向けに生産していた。
しかし、戦闘の長期化や経済制裁の影響で事業再開の可能性が見込めないと判断。完全な撤退を決断した。
同工場の生産能力は年約5万台で、ロシア市場向けの主要な供給拠点だった。今回の撤退で、マツダのロシア事業は事実上終了する。