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元迷惑系ユーチューバーで奈良市議のへずまりゅう氏(34)が12日、開会中の定例市議会一般質問で仲川げん市長(5期目)を怒鳴りつける一幕があった。就任後初の一般質問に立ったへずま氏は、シカへの暴力行為に関する罰則強化を求めたが、仲川氏の答弁に不満を示した。
へずま氏は「どのツラを下げて市長をやっているんですか。16年も市長をやって市民の声が届かなくなったのか」と怒鳴りながら批判。自身のSNSフォロワー数を挙げ、議員と市の幹部に向けて「(任期の)4年間、100万人に見られていると思ってください」とくぎを刺した。
へずま氏の態度を巡り、議長らは市議としての品位に欠け、恫喝に当たる可能性があると判断。16日に幹事長会を開き、対応を検討することを決めた。
仲川氏は答弁で、国の天然記念物に指定されている奈良のシカは文化財保護法や県の条例で守られていると説明。しかし、条例の適用範囲が奈良公園内に限られ、罰則がない点を課題と指摘。市独自の条例を設ける場合、他の規制との整合性を整理する必要があり、啓発を優先しながら今後の規制を県や保護団体と検討したいとした。これに対しへずま氏は「県に圧力をかけてもらいたい」と規制強化を求めた。
仲川氏は議会後、報道陣に「議員には品位が求められており、言葉の暴力はよろしくないが、熱い思いの主張でもある。純粋な気持ちを受け止めたい」と述べた。