
福島県郡山市の磐越自動車道上り線で6日、マイクロバスがガードレールに衝突するなどし、新潟市の私立高の男子生徒1人が死亡する事故が発生した。事故は男子ソフトテニス部の遠征中に起きたもので、学校側の安全管理が改めて問われている。
校外活動中の事故は後を絶たず、今年3月には沖縄県名護市辺野古沖で研修旅行中の私立高女子生徒ら2人が死亡する抗議船転覆事故が起きたばかりだ。同様の事故が短期間で相次ぎ、学校現場の安全対策への関心が高まっている。
今回のバス事故について、バスのレンタルなどを手配した新潟県五泉市のバス運行会社「蒲原鉄道」は、学校側から予算を抑えたいとの要望がありレンタカーで対応したと説明。運転手は同社営業担当社員の「知人の知人」の無職男性が務めていたという。
校外活動中の事故は毎年のように起きており、2016年12月には前橋市の関越自動車道で、群馬県内の高校サッカー部員ら計24人が乗ったマイクロバスやトラックなど計4台が絡む事故が発生。マイクロバスを運転していた顧問の男性と1年の男子生徒が重傷など、計6人が重軽傷を負った。
これらの事故を受け、学校には校外活動中の安全確保を徹底する責任がある。予算制約や人手不足が原因となるケースもあり、教育現場全体での対策の見直しが急務となっている。