
大阪府と大阪市、空飛ぶクルマの運航・開発事業者らが13日、会合を開き、商用運航に向けた6者による組織を新設することで合意した。
空飛ぶクルマを巡っては、昨年の大阪・関西万博でデモ飛行が披露された。事業者らは万博のレガシー(遺産)として、全国に先駆けて令和9年度以降、大阪での商用運航開始を目指している。
会合には大阪府市のほか、運航事業者のソラクルと丸紅、機体開発のスカイドライブ、同離着陸場を運営する大阪メトロの代表者が出席。離着陸場などを巡る各種規制がハードルになっているとして、必要に応じて国に規制緩和や見直しを働きかけることを確認した。6者による組織の創設は大阪メトロの河井英明社長が提案した。
吉村洋文知事は「全国に先駆けて、大阪港バーティポートで空飛ぶクルマに自由に乗れる『空の移動革命』を皆さんと一緒に進めていきたい」と呼びかけた。
今回の合意により、大阪での空飛ぶクルマ商用運航実現に向けた取り組みが加速する。今後、具体的な運航計画や安全基準の策定が進められる見通しだ。(江森梓)