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BMWグループと中国現地パートナーによる合弁会社「BMWブリリアンス・オートモーティブ」は、遼寧省瀋陽(シェンヤン)に構える生産拠点で、累計の生産台数が700万台に達したと発表した。節目となる700万台目としてラインを下りたのは、BMW『3シリーズ ホースエディション』だ。
同社によれば、今回のマイルストーンは、BMWグループが中国市場に長期にわたりコミットし、瀋陽への投資を積み重ねてきた成果を示すものだという。特に、研究開発(R&D)、購買、製造の部門を横断した連携や、競争の激しい中国市場にあっても安定した高品質を維持できる点が評価されている。
BMW AGの生産担当役員を務めるレイモンド・ヴィットマン氏は、「われわれは30年以上にわたり中国に根を下ろしてきた」と述べ、瀋陽での現地生産の強みや、中国チームの専門性と献身を高く評価した。また、年内に次世代アーキテクチャー「Neue Klasse」の現地生産を始めることで、中国での新たな章を開く考えを示した。
BMWブリリアンスのビルギット・ベーム社長兼CEOは、「700万台という数字は、多くの顧客に選ばれ、信頼された結果」と語り、瀋陽には将来の生産システムや現地の強い能力、イノベーションを支えるチームが備わっていると強調した。同社は2003年の現地生産開始以来、完成車とパワートレインの製造、現地化したR&D、サプライチェーンの構築を進めてきたという。
製造面では、瀋陽拠点でデジタル化と人工知能(AI)を生産プロセス全体に統合し、生産効率、品質管理、運営の調整を高度化。さらに、従業員のスキル向上や能力転換を進めるとともに、Neue Klasse向けの現地生産を見据え、生産システム、デジタル設計、サプライチェーンの連携を包括的に強化する方針だ。同社は「iFACTORY」のコンセプトを世界の生産拠点に展開しており、電動化、デジタル化、サステナビリティの分野で競争力を高めていくとしている。