
JR西日本は7~9月、観光列車「WEST EXPRESS(ウエスト・エクスプレス)銀河」の紀南コース(京都―新宮)を運行する。運行は6年連続。車窓からの海岸線の眺望が人気で、昨年は約2800人が乗車し、乗車率が92%に達した。7月乗車分の予約は6月3日にスタートする。
同列車は、かつて新快速として使用されていた車両を改造し、令和2年に京都―出雲市(島根県)でデビュー。深い青色の車体が特徴の6両編成で、指定席のほか、個室の「プレミアルーム」や3~4人で利用できる半個室「ファミリーキャビン」など、列車の旅を満喫できる設備を備えている。
西日本各地の観光地を期間限定で走り、「紀南コース」は令和3年から運行開始。紀伊田辺-御坊間や紀伊勝浦-新宮間を走行中、車窓から見える海の風景が人気を集めているという。過去5年間で約1万6300人が乗車し、令和6年には乗車率約95%を記録した。
今回は7月3日~9月30日に夜行(午後9時13分京都発)と昼行(午後2時新宮発)で京都-新宮を24往復する。夜行の食事は地域色を打ち出し、和歌山駅で停車中に和歌山ラーメン、串本駅ではマグロカツバーガーセットの販売などを計画。昼行は地元特産のハモの棒ずしや熊野牛のコロッケバーガーを販売する。
車内で地元特産品を販売するほか、紀南地域を楽しむための観光ツアーデスクを開設。ガイドによる熊野エリアの解説も予定されている。
予約は運行日の1カ月前の午前10時から受け付ける。JR西日本和歌山支社は「紀南コースは『銀河』でも人気のコース。沿線のおもてなし、車窓からの壮大な眺望を楽しんでほしい」とアピールしている。