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配信サービスの普及で、昭和や平成初期の名作ドラマが今、再評価されている。中でも『岸辺のアルバム』は、1970年代の家族崩壊を描き、現代の視聴者に衝撃を与えている。特にZ世代の間で、その「怖さ」が話題だ。
「夫婦の会話が会話になってない」「夫は反抗期の息子みたい」――これは27歳のZ世代男性がドラマを鑑賞した後の率直な感想だ。彼は、昭和の不倫ドラマに描かれる家庭内の閉塞感に、強い違和感と恐怖を覚えたという。
ドラマでは、夫は仕事に没頭し妻の気持ちを無視、妻は孤独と不満を募らせて不倫に走る。こうした構図は当時リアルだったが、現代の若者には「なぜ話し合わないのか」と不可解に映る。
実際、現代の夫婦は対話を通じて問題解決を図る傾向が強い。SNSやカウンセリングの普及も背景にあり、縦社会の家族像は崩れつつある。昭和のドラマは、その変化を逆照射する鏡とも言える。
『岸辺のアルバム』は、単なるノスタルジーではなく、時代ごとの家族観を考える契機を与える。あなたの家庭は、どのような夫婦関係を築いているだろうか。