「地球最強」の微小動物が躍動する南極のオアシス、夏の命の息吹

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Yuki Tanaka
国際 - 30 Apr 2026

平均2千メートル超の厚い氷に覆われ、地球上の9割の氷が集まる南極大陸。内陸は最低気温が零下約90度、生き物を拒む極寒の世界だ。だが、沿岸には雪や氷がつかない岩場・露岩域がある。夏は陽光と氷河のとけ水に育まれた小さな命が躍動する「南極のオアシス」だ。

南極入りを真っ先に出迎えてくれるのはアデリーペンギンだ。1列になって行進し、海へ飛び込む。子育てするのは島や大陸沿岸の露岩域だ。営巣地・ルッカリーにはナンキョクオオトウゾクカモメもやって来て、鋭い目つきでペンギンの卵や幼いヒナを狙う。雪のように白い小さなユキドリは岩の隙間に隠れて巣を作る。のぞくと、黒い瞳でこちらをみつめる。沿岸の海氷上にはウェッデルアザラシの親子が寝そべる。

長く凍て付く冬、気配を消していた生き物が、夏の日差しで一斉に目覚めたような光景だ。

露岩域は南極大陸のわずか1%ほど。そこには「地球最強」と呼ばれる微小動物がいる。クマムシやワムシ、線虫だ。温度や圧力、放射線など極度の環境では、乾いて生命活動を止めて「乾眠」する。水を得るとよみがえる。世界中にいて、南極には固有種もいる。

昭和基地周辺でアデリーペンギンが増加する一方、南極半島では激減するなど、温暖化の影響が異なる形で現れている。微生物の大群生や黒いコケが広がる湿地「やきそば湿地」など、南極の多様な生態系が研究者の関心を集めている。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、朝日新聞デジタルの記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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