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横浜市立東本郷小学校で、入学直後の1年生を対象にした独自の「スタートカリキュラム」を実践したところ、「学校が嫌だ」と感じたり「学校に行きたくない」と話したりする1年生がゼロになったという。
スタートカリキュラムとは、幼稚園や保育所などでの遊びや生活を通した学びと、小学校の学習をなめらかにつなぐための教育課程だ。近年、その重要性が指摘されており、全国の小学校で導入が進んでいる。東本郷小では、このカリキュラムを独自にアレンジし、入学直後の子どもたちが無理なく学校生活のリズムをつかめるよう工夫している。
入学直後の児童は、慣れない環境や集団生活への不安から、登校をしぶるケースも少なくない。同校の取り組みは、そうした不安を和らげることを重視し、幼保での経験を生かしながら、学習面・生活面の両方でスムーズな移行を支えているとみられる。
その結果、1年生に「学校嫌い」や「登校したくない」という声は聞かれない状況がつくられている。低学年のうちに学校を「安心できる場所」と感じられるかどうかは、その後の学校生活の基盤を左右するだけに、この結果は大きな意味を持つ。
「スタートカリキュラム」は、単に学校に慣れるための通過点ではない。子どもたちが学ぶ意欲を育み、自己肯定感を高める土台としても期待されている。幼保と小学校の連携をどう築くか——。東本郷小の実践は、多くの学校にとって参考になりそうだ。