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スズキは8月5日、2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)の連結決算を発表した。売上収益は前年同期比22.0%増の1兆7058億円、営業利益は11.2%増の1580億円となった。売上収益と全ての利益項目で過去最高を更新した。
増収の主な要因は、販売台数の増加と為替影響だ。特に円安が輸出採算を押し上げ、売上収益を押し上げた。
営業利益は、原材料価格の高騰という逆風があったものの、日本をはじめとする各拠点での生産性向上やコスト削減努力が功を奏し、2期ぶりの増益を確保した。ただ、営業利益率は前年同期の10.2%から9.3%に低下した。
税引前利益は、金融資産の評価益なども寄与し、前年同期比61.2%増の2832億円となった。親会社の所有者に帰属する四半期利益は同80.0%増の1836億円で、いずれも過去最高だった。
スズキは第1四半期の好調な滑り出しを受け、今後の業績拡大への期待が高まる。世界市場での需要動向や原材料価格の推移には引き続き注意が必要だが、同社の「稼ぐ力」への評価は一段と強まりそうだ。