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中道改革連合は10日の衆院本会議で、皇室典範改正案に賛成票を投じた。しかし、与党に求めていた付帯決議案の修正は実現せず、採決当日まで賛否を保留する異例の対応となった。衆院野党第1党として「立法府の総意」を尊重するかどうか、最終局面まで苦慮した。
9日、中道の党内議論を取りまとめた笠浩史氏は周囲にこう打ち明けた。中道は改正案に賛成する条件として、衆参両院の正副議長が提示した付帯決議案の修正を与党に要求。旧11宮家の男系男子の養子の子の皇位継承権について「速やかな検討」を追加する内容だったが、与党から好意的な回答は得られなかった。
採決直前まで続いた調整は難航を極め、中道内部では賛否が割れた。一部議員は議場を退席するなど、党内の不一致が露呈した形だ。最終的に党執行部は「立法府の総意を尊重する」との判断に傾き、賛成票を投じたが、最後まで迷いが消えなかったという。
この決断に対し、党内からは「苦渋の選択だった」との声が相次いだ。一方で、改正案に反対した議員らは「党の一貫した姿勢が問われる」と不満を漏らした。中道の対応は、今後の皇室制度議論にも影響を与えそうだ。
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