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サッカーのW杯北中米大会で日本がスウェーデンと1-1で引き分け、3大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。貴重な先制点を挙げたのは前田大然だった。
決勝T進出を引き寄せる先制点は、堂安のスルーパスに走り込んだ前田の右足から生まれた。日本では3人目となるW杯2大会連続ゴールを達成した前田は「前回決めたときも勝てなかったし、今回も勝てなかったので難しいけど…すごい幸せなこと」とかみしめた。
前田は初戦のオランダ戦と同じく前線2列目の左シャドーで先発。「他と違うことを僕は求められている」と語る通り、自慢の快足を攻守で最大限に生かした。守備では相手DFを追い回し、攻撃では一気に加速して抜け出し、縦横無尽に駆け回った。
事前のシミュレーションを具現化したのは後半11分だった。「律(堂安)はああいう素晴らしいパスを出せる。中に走っていくよと話していた」という会話通り、相手を置き去りにしてペナルティーエリア内に進入し、届いたボールを着実にゴールへと流し込んだ。
前回カタール大会では決勝Tのクロアチア戦でゴールを決めたが、勝利には結びつかなかった。「決めて、勝つのがやっぱりいい」と前田。大会前まではウイングバックが主戦場だったが、新ポジションへの抜擢に理想的な形で応えた。いよいよ始まる一発勝負の舞台で、勝利に導くゴールが期待される。(大石豊佳)