
北海道警は5日、千歳市の路上でインドネシア国籍の女性(21)を包丁で刺したとして、殺人未遂の現行犯で自称千葉県在住のパート従業員で同国籍の男(27)を逮捕したと発表した。2人は知人関係とみられ、女性は搬送先の病院で死亡が確認された。取り押さえようとした男性警察官と被害者の知人男性もけがを負った。
道警によると、逮捕されたのはマハムディ・アグン・ラクサナ・アジ容疑者。調べに対し「殺そうと思って刺した」と容疑を認めている。現場からは包丁2本が押収された。逮捕は4日付で、道警は殺人容疑に切り替えて捜査を進める。
逮捕容疑は4日午後9時15分ごろ、千歳市信濃の路上で、同市富士の職業不詳スリ・ラハユさんの腹部を包丁で刺して殺害しようとした疑い。
現場はJR千歳駅から北西に約1・8キロの住宅街。近くに住む50代の女性は取材に「路上に女性が倒れていた。その後、救急車が来て女性の心臓マッサージをしていた」と話した。
道警は容疑者の動機や2人の関係を詳しく調べており、近隣住民からは「物騒な事件で不安だ」との声が上がっている。在留インドネシア人コミュニティにも波紋が広がっている。