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頭が良くなるヒトデ、なぜかモテちゃう虫、男性器を光らせるナニカ……そんな生き物たちと人間と、珍生物マニアのお医者さんが織りなす、すこしふしぎな日常譚。『まどいのいきもの ―銀河生物観察記―』(小学館)よりお届けします。
第2話のタイトルは「大腿骨にカニが寄生」。ある中年患者が、自らの大腿骨に寄生したカニを発見し、気味悪がりながらも次第にその存在を受け入れていく様子が描かれる。患者の心境の変化が、この漫画ならではのユーモアと切なさで綴られている。
「最初は気持ち悪くて仕方なかったんですが、一緒に暮らすうちに愛着が湧いてきましてね」と患者は語る。医師である主人公は、こうした珍生物と人間の共生関係を、科学的かつ温かい視点で観察し続ける。
本作は、銀河系のあらゆる場所に生息する奇妙な生物たちと人間との日常を描く連作短編集。各話で異なる「いきもの」が登場し、読者は毎回新しい驚きと感動を味わえる。作者の豊かな想像力と生物学的知識が融合した、唯一無二の世界観が魅力だ。
現在、第1集が小学館より刊行中。リンク先のAmazonページでは試し読みも可能。珍生物ファンはもちろん、ちょっと変わった日常譚を求める方にもおすすめの一冊です。