
安定的な皇位継承策を巡る集会が20日、東京都内で開かれ、与野党の幹部らが出席した。自民党の「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」の会長を務める麻生太郎副総裁は「皇族数の確保はこれ以上先送りにすることが許されない喫緊の課題だ。皇室典範改正は必ず今国会で成し遂げなければならない」と改めて強調した。
日本維新の会の藤田文武共同代表は、衆参両院が15日に開いた皇族数確保に関する全体会議に触れ「議論は終局し、立法府としての意思を取りまとめる時期に来ていると強く感じた」と発言。国民民主党の川合孝典幹事長代行は「これ以上の議論の停滞は、立法府の不作為となりかねない」と危機感を示した。
15日の全体会議では、党内で意見を集約できていない中道改革連合に対し、森英介衆院議長が1カ月後をめどに党見解をまとめるよう要請した。中道の「安定的な皇位継承に関する検討本部」本部長を務める笠浩史衆院議員は集会で、意見集約に向けた議論を進めていると説明し「来月半ばに開かれる予定の次回の全体会議で、党としての見解を表明できるように全力を挙げる」と語った。
集会は、山東昭子元参院議長が会長を務める保守系団体「皇室の伝統を守る国民の会」が主催した。衆参両院議長や各党に対して、国会としての意思を早急に取りまとめて政府に提出し、今国会での皇室典範改正案の成立を求める声明を採択した。
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