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中南米を管轄する米南方軍は16日、東太平洋を航行中の船舶を麻薬密輸に関与したとして攻撃し、乗組員1人を殺害したとX(旧ツイッター)で発表した。攻撃は同日に行われ、軍は迅速な対応を強調している。
発表によると、生存者が2人いることが確認されている。船舶の詳細や攻撃の具体的な方法については明らかにされていないが、東太平洋地域での違法薬物取引の取り締まり強化が背景にあるとみられる。
トランプ政権は昨年9月以降、「麻薬密輸船」への攻撃を繰り返している。この方針は、中南米からのコカインなど麻薬の流入を阻止する目的で打ち出され、軍事力を行使した対策として注目を集めている。
米南方軍はこれまでも、東太平洋やカリブ海での麻薬密輸阻止活動を実施しており、今回の攻撃はその一環と位置づけられる。同軍は発表の中で、引き続き海上での監視と必要に応じた行動を継続する意向を示している。
今回の攻撃で殺害された人物の国籍や身元は現時点で不明であり、生存者への尋問などが行われる可能性がある。米国と中南米諸国間での麻薬対策をめぐる協力体制にも影響を与えるとみられ、今後の動向が注目される。