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東京都新宿区のバスタ新宿で、小学生向けの夏休み企画「めざせ!バスタ新宿博士!たんけんラリー」が7月20日からスタートした。単なるスタンプラリーとは一線を画し、参加者はバスタ新宿の施設内に設置された複数のチェックポイントを巡りながら、バスや施設に関するクイズに挑戦する仕組みだ。実際に参加した筆者は、その難易度の絶妙さに驚かされた。
ラリーの参加費は無料で、用紙はバスタ新宿2階のインフォメーションカウンターで配布されている。対象は小学生とされているが、保護者の同伴が推奨されており、実際に親子連れの姿が目立つ。クイズの内容は、バスターミナルの歴史や運行本数、バスの種類など多岐にわたる。単なる「見つけて押す」だけのラリーではなく、調べ学習や観察力が試される設計だ。
例えば、「4階のバス乗り場は全部でいくつあるでしょう?」という問いには、実際に各階を歩いて数えなければ答えられない。また「バスタ新宿で一番長い距離を走る高速バスの行き先は?」といった問題は、案内板や発車案内表示をじっくり見比べる必要がある。子どもだけで解くにはやや難しく、親子で協力して取り組むことで達成感が生まれるよう工夫されている。
筆者が参加した際にも、小学生の男の子が父親と一緒に「ここに書いてあるよね?」と指をさしながら答えを記入する姿が見られた。父親は「子どもだけでは難しいけど、一緒に考えるのが楽しい」と語り、自由研究の題材としても十分使えると評価していた。ラリーの所要時間は約1時間から1時間半。館内は冷房が効いており、真夏の暑さを避けながら過ごせる点も親子連れに好評だ。
ただし、このラリーは「子ども向け」の枠に収まらない面白さがある。大人でも知らないバスの知識や、普段何気なく通り過ぎるバスタ新宿の仕組みを再発見できる。全問正解者には「バスタ新宿博士」の認定証が授与され、その達成感は子どもも大人も変わらない。夏休みの自由研究に、あるいは親子のコミュニケーションの場として、このラリーは十分すぎるほどの価値を提供している。