
栃木県上三川町の強盗殺人事件を主導したとして公開手配された益田和彦容疑者(48)が、事件に使われたとみられるバールを神奈川県内のホームセンターで購入した際、現金で支払ってポイントの付与を受けていたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、益田容疑者は電車移動の際、交通系ICカードを使った。栃木県警と神奈川県警の合同捜査本部はこうした履歴の照会に加え、行動パターンの解析を進めている。
益田容疑者が「シグナル」や「テレグラム」といった秘匿性の高いアプリを使っていたことも判明。これらのアプリはメッセージの自動消去機能などがあり、捜査の難航が予想される。
指示役とされる竹前海斗容疑者(28)と妻の美結容疑者(25)側に「ルパンやる?」とメッセージを送っていた。事件への参加を誘う隠語とみられる。自らは「カズ」と名乗っていたという。
益田容疑者より上の立場の人物がいることも考えられ、捜査本部は詳しく調べる方針だ。一連の事件の背後に更なる指示系統が存在する可能性が浮上している。