「酒を飲むと顔が赤くなる」体質は収入に影響? 日台韓男性3000人調査

1 minutes reading View : 6
Avatar photo
Kenji Watanabe
国際 - 14 May 2026

2019年から続く連載「Innovative Tech」が、今回は番外編として過去の個性的な研究論文を紹介する。執筆は論文メディア「Seamless」を主宰する山下氏、イラストは同メディアのアーティスト・おね氏が担当している。

東京大学、一橋大学、ソウル国立大学、国立台湾大学の研究者らは2023年、国際学術誌「Health Economics」に「Is Asian flushing syndrome a disadvantage in the labor market?」と題する論文を発表した。

東アジアには遺伝的にアルコールを分解しにくく、飲酒で顔が赤くなる「アジアン・フラッシュ症候群」の人が多い。日本、台湾、韓国では職場の飲み会が人間関係構築に欠かせないと考える傾向が強い。

研究チームは、アルコール耐性のないことが労働市場で不利に働く可能性を検証するため、日台韓の25~59歳の就業男性を対象に調査を実施。遺伝的なアルコール耐性と所得・労働時間の関係を分析した。

調査には日本約2000人、台湾約1000人、韓国約500人が参加した。アルコールに対する遺伝的耐性を調べるため、参加者全員にアルコール・パッチテストを依頼した。

テストはエタノールを染み込ませたパッチを上腕内側に20~30分貼り、剥がした後の皮膚の色の変化で耐性を判定する簡便な方法だ。皮膚に変化がない人を「耐性あり」、赤く変色した人を「耐性なし」と分類する。

分析の結果、耐性のある男性は耐性のない男性より高頻度で多量に飲酒していた。しかし、両者の収入や労働時間を比較すると統計的に有意な差は認められなかった。韓国では耐性がある人が11.5%多く稼いだが、これはわずかに有意な水準にとどまった。

つまり、酒を飲める体質の人が実際に多く飲酒している一方で、それが高い収入や有利な労働条件に結びついているわけではないことが示された。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、ITmedia NEWSの記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
Share Copied