
ドイツの元亡命支援者、ハッソ・ヘルシェルさんが21日に死去した。91歳。DPA通信が、名誉会員だった団体の関係者によるとして23日報じた。死因は明らかにされていない。
冷戦時代、壁で東西に分断されたベルリンで、ヘルシェルさんは仲間とともにトンネルを掘り、東ドイツ市民を西側に脱出させる活動を行った。
1935年、戦前のドイツ東部ドレスデンに生まれた。東ドイツ時代に投獄され、1961年に西側へ逃れた。
仲間と掘った3本のトンネルのうち1本を通って、29人が西側への脱出に成功した。この出来事は2001年に映画化された。
ヘルシェルさんは、亡命支援者としての活動が評価され、支援団体の名誉会員を務めていたという。