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光ファイバー大手のフジクラ株が28日、急騰しストップ高買い気配となった。前日に発表した今期見通しの上方修正が好感され、「フジクラショック」と呼ばれた先行き懸念が一気に払しょくされた形だ。
同社は2024年3月期の連結業績予想を修正し、売上高を従来の1兆500億円から1兆800億円に、営業利益を1200億円から1500億円にそれぞれ引き上げた。データセンター向け光ファイバーの需要拡大が主因で、市場予想を上回る内容となった。
市場関係者からは「懸念材料が払しょくされた」との声が相次ぐ。これまでフジクラは、中国経済の減速や光ファイバー価格の下落懸念から株価が低迷。2023年10月には「フジクラショック」と呼ばれる急落に見舞われていた。
今回の上方修正により、業績の底堅さが改めて確認された格好だ。特に、AI(人工知能)関連のデータセンター投資拡大が光ファイバー需要を押し上げており、中長期的な成長期待も強まっている。
フジクラの株価は年初来で約15%上昇しており、今回の急騰でさらなる上昇余地が期待される。アナリストからは「新たな買い材料が出れば、再評価が進む可能性がある」との見方も出ている。