
中国は24日、北西部の酒泉衛星発射センターから有人宇宙船「神舟23号」を打ち上げた。打ち上げから約3時間半後、宇宙ステーション「天宮」とのドッキングに成功。乗組員3人には初の香港出身の宇宙飛行士が含まれており、天宮で活動中の神舟21号のメンバーと交代する。中国は外国人宇宙飛行士の訓練を受け入れるなど国際協調の姿勢を打ち出し、宇宙分野での影響力拡大を狙う。
習近平指導部は2030年までに中国人初の月面着陸を実現する計画を示しており、国際月探査「アルテミス計画」を主導する米国に対抗する構えだ。中国の宇宙開発は急速に進み、米国との技術競争が激化している。
神舟23号を搭載したロケット「長征2号F遥23」は24日午後11時8分(日本時間25日午前0時8分)に打ち上げられた。打ち上げは予定通り行われ、管制センターからは成功の報が伝えられた。
ロケットはオレンジ色の炎と爆音を発しながら上昇。約1.5キロ離れた取材場所まで振動が伝わり、瞬く間に夜空へ吸い込まれていった。打ち上げの光景は多くの見物人やメディアが取材した。(共同)
産経ニュースでは、この記事を含む中国関連の最新情報を優先的に表示する設定が可能。読者はワンクリックで簡単にニュース配信を登録できる。