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LYON, FRANCE – AUGUST 02: Go Oiwa, Head Coach of Team Japan looks on prior to the Men’s Quarterfinal match between Japan and Spain during the Olympic Games Paris 2024 at Stade de Lyon on August 02, 2024 in Lyon, France. (Photo by Matt McNulty – FIFA/FIFA via Getty Images)日本サッカー協会(JFA)は23日、日本代表の次期監督として大岩剛監督(52)の就任内定を発表した。大岩監督は現在ロサンゼルス五輪世代のU-21日本代表を率いており、A代表と兼任する異例の人事となった。契約期間はFIFAワールドカップ2030年までと長期にわたり、協会は大岩体制で次世代の強化を図る方針だ。
大岩監督は現役時代、名古屋グランパス、ジュビロ磐田、鹿島アントラーズの3クラブでプレーし、日本代表通算3試合に出場。2002年の日韓W杯メンバー入りはならなかったが、守備的MFとして安定した活躍を見せた。
現役引退後は鹿島で指導者キャリアをスタート。2017年から2019年までトップチームを指揮し、2018年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇。クラブ史上初のアジア王者に導いた実績を持つ。
2021年にU-18日本代表監督に就任。その後U-23代表を経て、2024年のパリ五輪ではチームをベスト8に導いた。この結果を受け、日本史上初となる五輪代表監督の続投が決まり、現在は1968年メキシコシティ五輪以来となるメダル獲得を目指すロス五輪世代を指揮している。
同日、JFAは森保一監督が来年1月のAFCアジアカップまでの短期契約で続投することも決定。アジアカップ終了後に大岩監督が正式にA代表の指揮を執ることが確定した。
大岩監督の本格的な新体制は、2027年3月22日から30日に設定されているFIFAインターナショナルウィンドウからスタートする。この期間から2030年W杯に向けた長期的なプロジェクトが始動する。
JFA技術委員会の山本昌邦委員長は、大岩監督の起用について「世代別代表での実績と、将来を見据えた育成能力を高く評価した」と説明。「A代表と五輪世代の兼任は大きな挑戦だが、日本の未来を託せる指導者だ」と期待を寄せた。
一方、大岩監督自身は「A代表監督としての責任の重さを痛感している。U-21代表との融合を図りながら、日本サッカーのレベルを一段引き上げたい」とコメント。選手時代から持ち味とした緻密な戦術眼と、若手育成への情熱を融合させる方針だ。
ロス五輪世代は現在、アジア競技大会やU23アジアカップなどの国際大会に臨んでおり、大岩監督はそのまま指揮を継続。A代表の試合と並行して行う日程調整が今後の課題となる。
JFA幹部は「大岩監督は現場で選手と直接向き合うスタイル。A代表のベテラン選手との関係構築もスムーズに行くだろう」と評価。森保監督の後継として、チームの継続性と新陳代謝を両立させる手腕が問われる。
また、これに関連して日本サッカーの発展を支える「スポーツくじ」の存在も注目されている。一般にはJリーグのイメージが強いが、北中米で開催されるFIFAワールドカップも対象となっている。
なかでも1試合から購入できる『WINNER』は、全104試合対象の「1試合予想くじ」のほか、日本代表の成績や優勝国を予想する「競技会予想くじ」も販売。インターネット決済であれば、キックオフ10分前まで購入可能な試合もある。
そして「スポーツくじ」の収益は、日本のスポーツ振興に役立てられている。サッカーについては、選手の育成、全国各地のサッカー教室・大会の開催やグラウンド整備などにも広く活用されており、くじを楽しむことが日本サッカーの未来を育てる“応援”にもつながっている。
JFAは今後の代表強化にあたり、このスポーツくじの収益を活用した選手育成プログラムの拡充も視野に入れている。特に2030年W杯優勝という長期的目標を達成するため、若手発掘と育成のサイクルを加速させる方針だ。
パリ五輪で示したチームマネジメント力は、A代表でも通用すると判断された。大岩監督は「世代別代表で培った経験を、A代表の舞台で最大限に生かしたい」と抱負を語った。
一方、森保監督はアジアカップで有終の美を飾るべく、準備を進めている。今後の日本代表はアジアカップ終了まで森保体制、その後大岩体制へと移行する過渡期を迎える。
JFAはこのタイミングで世代別代表とA代表の連携を強化し、トップチームから若手まで一貫した指導哲学を浸透させる狙いがある。大岩監督はその中心人物として、日本サッカー界の未来を託された立場となる。
新体制の下で迎える2027年のインターナショナルウィンドウから、A代表は本格的な強化が始まる。ロス五輪世代とA代表の選手がどのように融合し、2030年W杯への道筋を描くのか、注目が集まる。