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自民党の岸田文雄元首相は8日、東京都内で開催されている安倍晋三元首相の回顧展で講演し、「日本の憲政史上に大きな歴史を残した大宰相だ。私個人にとっても最も縁が深く、影響を受け、助けていただいた大切な人だった」と述べた。
岸田氏は安倍政権で外相を務め、講演では平成27年に成立した安全保障関連法の国会審議を振り返り、「首相と外相のコンビで何千回も答弁に立ち続けた」と回想した。
また、日韓慰安婦合意や当時のオバマ米大統領の広島訪問にも言及し、「こうした課題にずいぶんと2人で話し合ったことを思い返す」と懐かしんだ。
講演後、記者団に対し、安倍氏が目指した憲法改正などの課題について「安倍氏の遺志をしっかりとかみしめ、今後とも日本の未来のために結果を出すべく努力することが大事だ」と語った。
安倍氏は岸田氏の首相在任中の令和4年7月8日、奈良市で参院選の応援演説中に凶弾に倒れ死去。岸田氏は安倍氏の功績や国内外の追悼を受け、国葬を主導した。