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沖縄県名護市辺野古の沖合で16日に転覆した「不屈」と「平和丸」は、長年にわたり米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設工事への抗議活動と、米軍基地が集中する沖縄の実態を学生らが学ぶ平和教育のために使用されてきた。運航団体「ヘリ基地反対協議会」によると、支援者らのカンパで活動を続け、専属の修理業者と連携して月に1回のメンテナンスを実施していたという。
亡くなった「不屈」の船長、金井創さん(71)は牧師であり、キリスト教に基づく教育を行う同志社国際高校と個人的なつながりがあったとみられる。年に数回、依頼のあった生徒や学生らを辺野古沖に案内しており、10年以上の乗船歴があった。
2隻はローテーションで運用され、悪天候でなければ週6日、辺野古の工事に対する抗議のために出航していた。協議会の仲村善幸共同代表は16日、報道陣の取材に応じ「海上行動は危険を伴うものなので議論をして改めなければならない」とうなだれた。
ほぼ同じ場所で相次いで転覆が発生したことから、断続的に高い波が押し寄せていた可能性が指摘されている。この事故を受け、学校側はきょう会見を開く予定だ。
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