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神戸市内で6月にツキノワグマの出没が確認されたのを受け、市は9日、山間部に監視用のセンサーカメラ約200台を増設すると発表した。既設のものと合わせ約500台になる。併せて住宅街にある防犯カメラも活用する。全国の自治体でトップクラスの予防監視体制になるという。
今年度中に人工知能(AI)システム搭載のセンサーカメラを三田・宝塚近接地区と有馬地区に計約100台設置する。クマが写ったとAIが判定すれば随時、市など関係各所に通知する仕組み。加えてAI非搭載のカメラを山間部の各地に約100台増設する。
住宅街などに設置している市街地用防犯カメラも、運用を変更してクマ対応に活用。山間部から住宅街に至るまで監視ネットワークを構築し、クマの動向把握や住民の避難誘導などに役立てる。
久元喜造市長は「市内でも特に北部ではクマが出没し得る。監視体制を強化するなど行政として全力で対応する」と述べた。
神戸市はAI技術を活用した監視網の整備を進め、今後のクマ出没に備えた警戒体制を一段と強化する方針だ。