
ベセント米財務長官は6日、11~13日の日程で訪日し、高市早苗首相と面会する方向で調整している。片山さつき財務相ら複数の閣僚との協議に加え、日銀の植田和男総裁との会談も検討されている。対ドルで進む円安や中国による対日輸出規制が主な議題となる見通しだ。
トランプ米大統領は14、15両日に中国を訪問し、習近平国家主席と会談する計画で、ベセント氏も訪中に同行する方針だ。それに先立ち日本に立ち寄る形となる。訪日中の閣僚協議では、中国依存からの脱却が共通課題となるレアアース(希土類)などの重要鉱物の供給網強化も議論される見込みだ。
日米両国はすでに重要鉱物を巡り、サプライチェーン(供給網)の強靱化を目指した行動計画を策定するなど、協力を深めている。
関係者によると、ベセント氏は赤沢亮正経済産業相や茂木敏充外相とも会談を予定しているほか、企業関係者との意見交換の場も設けるという。同氏の訪日は、トランプ氏に同行した昨年10月以来となる。
(共同)