
東京都を地盤とする地方銀行グループ、東京きらぼしフィナンシャルグループ(FG)は8日、都から注入された400億円分の公的資金を2026年度内に完済する計画を発表した。
これまで同グループは28年度までの完済を目標としていたが、業績が堅調に推移しているため、2年前倒しで返済を完了させる方針を決めた。
公的資金は、東京都がきらぼしFGの株式を保有する形で、同グループの前身である新銀行東京に2009年に投入されたものだ。
その後、新銀行東京は他の金融機関との再編を経て、現在のきらぼしFGが発足。都の保有株式は再編後もグループ側に引き継がれていた。
きらぼしFGは今回、都が保有する自社株式を買い取る形で公的資金を返済する。これにより都は約15年にわたる株式保有を終える見通しだ。