t>

スカイドライブ(SkyDrive)は、開発中のマルチローター型空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(スカイドライブ式SD-05型)」において、実用速度域となる時速100kmでの前進飛行試験を実施したと発表した。同試験は2028年の商用化に向けた重要なマイルストーンと位置づけられている。
試験では機体の安定性、制御性、操縦性、推進システム、飛行制御システムおよび搭載機器が想定通りに機能することを確認。設計・解析段階で予測した飛行特性と実機挙動の整合性も確かめられた。同社は今回の結果を基に、さらなる性能向上を目指す方針だ。
航空機開発では、設計・解析から始まり、各種システムの単体試験や地上試験を経て、実際のスケールサイズの機体を製造し、飛行試験へと進む。シミュレーターも並行して活用しながら、操縦性や推進システム、飛行制御システムの検証を重ねていく。スカイドライブはこのプロセスを着実に進めている。
スカイドライブ(SkyDrive)は、6月3日から5日の3日間、幕張メッセで開催される展示会に出展予定。同社の技術デモや今後のロードマップについて説明する場を設けるとしている。空飛ぶクルマの実用化に向けた業界の動きが加速する中、同社の取り組みに注目が集まっている。
羽田みらい開発は、羽田空港に隣接する大規模複合施設「HANEDA」において、空飛ぶクルマの発着場を整備する計画を進めている。また、特許分析サービスを手がけるパテント・リザルトは6月22日、関連技術の特許動向調査結果を発表予定だ。空飛ぶクルマを巡るエコシステム構築が本格化している。