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スバル『レヴォーグ』の現行型は2020年の発売以来、複数回の改良を重ね、完成度を高めてきた。しかし、近い将来に導入が見込まれるストロングハイブリッド「S:HEV」の存在が、購入検討者に悩ましい選択を迫っている。本稿では、現行型の魅力と次期型を待つメリットを整理し、それぞれに適したユーザー像を探る。
主力の1.8リットル直噴ターボエンジンは、扱いやすい出力特性と十分な動力性能を両立する。2.4リットルターボを搭載する「STI Sport R EX」は最高出力275psを発揮し、本格スポーツワゴンとして評価を得ている。高速道路で運転支援機能を提供する「アイサイトX」も大きな強みだ。長距離移動時の快適性は、国産車の中でも高い水準にある。
いっぽうで、次期型を待つメリットもある。最大の注目点は、スバルが展開を進めるストロングハイブリッド「S:HEV」の採用だ。派生モデルである『レヴォーグ レイバック』にはS:HEVが追加されているが、本流のレヴォーグには設定されていない(2026年7月11日時点)。
現時点では正式な発表はないが、現行型への追加設定される可能性もゼロではない。しかしフルモデルチェンジでは確実に新世代パワートレインを投入し、その商品力をアピールするはずだ。
S:HEVが採用されれば、燃費性能の向上に加え、モーター駆動による滑らかな加速や静粛性の向上も期待される。レヴォーグのスポーティな走りと電動化を両立できれば、競争力はさらに高まるだろう。
次期型のエクステリアは、近年のスバル車に共通するデザインテイストを取り入れ、薄型LEDヘッドライトやワイド感を強調したフロントフェイスへ進化する可能性がある。
インテリアでは、12.3インチのフルデジタルメーターや高精細化された11.6インチ縦型センターディスプレイの採用に加え、AIを活用した音声操作機能など、先進装備の充実が期待される。
走行性能や高速巡航性能を重視し、早期にクルマが必要なユーザーであれば、現行レヴォーグを選んでも満足度は高い。熟成が進んだ現行型は、国産スポーツワゴンとして高い完成度を備えている。
これに対して、燃費性能や電動化、最新世代の安全・コネクテッド技術を重視するのであれば、次期型の動向を見極めてから判断するのも有力な選択肢かもしれない。