
米首都ワシントンで17日、トランプ政権の有力な支持母体であるキリスト教福音派の信徒らが多数参加する宗教イベントが開かれた。トランプ大統領や政権高官らがメッセージを寄せて後押しし、支持固めを図った。憲法が定めた政教分離に反するとの懸念も出ている。
福音派は聖書の記述を厳格に重んじる。キリストの再臨の地となるイスラエルを守ることを使命と考え、イスラエルを脅かすイランを敵視する傾向にある。
トランプ政権の対イラン攻撃にはこうした宗教史観も背景にあり、ヘグセス国防長官は宗教的使命に言及して攻撃を正当化している。
イベントは米建国250年の節目に、米国とキリスト教の結びつきを深める目的で開かれたとされる。米メディアによると、トランプ氏と関係が近い団体が主催。トランプ氏はイベントに寄せたビデオメッセージで聖書の一節を読み上げた。
バンス副大統領やルビオ国務長官、ヘグセス国防長官がビデオメッセージを寄せたほか、ジョンソン下院議長(共和党)が登壇した。(共同)