
イランは10日、恒久的な戦闘終結に向けて米国が提示していた14項目の覚書案に対する回答を、仲介役のパキスタンを通じて米側に示した。
トランプ米大統領は同日、イラン側の回答を読んだとしたうえで「気に入らない。全く受け入れられない」とSNSに投稿し、強い不満を表明した。
米メディアの報道によると、イラン側の回答は、イランの核兵器開発計画の放棄を求める米側の要求とは開きがあるという。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラなどがイランメディアの報道として伝えたところによると、イラン側は回答で、全面的な戦闘終結とともに新たに攻撃をしないとの保証を米国に要求。賠償金の支払いも求めた。
イラン側はまた、イラン産原油の取引に対する米国の制裁措置の30日間停止、米軍がイランの港湾を出入りする船舶を対象に実施している封鎖措置の中止も回答に盛り込んだ。エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡をイランが管理するとの内容も含まれているという。