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ドイツ国防省は23日、ホルムズ海峡の自由な航行を確保する任務に備え、アフリカ東部ジブチで待機させていた掃海艇と補給船の計2隻を、近く地中海東部に撤収させると発表した。
撤収の理由について国防省は、ホルムズ海峡で任務を早期に開始できる見通しが立たないためだと説明している。同部隊は昨年からジブチに展開し、海峡情勢の緊迫化に備えて待機状態にあった。
国防省は声明で「任務の早期開始が可能な兆候を確認次第、直ちに再展開する」と強調し、あくまで一時的な措置であるとしている。イランと米国の対立が続く中、ドイツは同盟国との連携を模索してきた。
ドイツは2023年後半から、ホルムズ海峡での船舶保護を目的とする国際的な海洋安全保障活動への参加を検討してきた。しかし、現地の情勢が複雑で、明確な活動枠組みが確立されていないことが障害となっていた。
今回の撤収決定は、ドイツ政府が中東政策の再調整を迫られていることを示す。今後の情勢変化や同盟国からの新たな要請があれば、再び同海域への展開が検討される可能性がある。