
令和8年4月末時点での全20政令市別のマイナンバーカード保有率で、京都市が77.8%と最下位だったことが総務省のまとめで分かった。全国平均の82.7%を下回り、政令市の中で唯一80%を切る結果となった。
全国的に10~20代の若年層の保有率が低い傾向があり、京都市は市民の約1割を大学生が占める「学生の街」であることが背景にあるとみられる。京都府全体の保有率も79.8%で全国45位にとどまっている。
マイナンバーカードの交付開始から10年が経過し、全国の保有率は82.7%と8割を超えた。これを受け、デジタル庁は普及促進活動を縮小する方針を示している。
都道府県別では、宮崎県が86.7%で最多、次いで鹿児島県と富山県が85.4%で続く。東京都は81.6%、最も低い沖縄県は72.6%だった。大阪府は81.2%で42位と低めだ。
大阪府と京都府の保有率の低さは、いずれも人口の多い大阪市(80.8%)と京都市の低さが背景にあるとみられる。両市ともその理由について、若年層の保有率が低いことを説明している。