
ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ東部ルハンスク州の親露派武装勢力トップ、パセチニク首長は22日、同日未明に同州スタロビルスクの学生寮がウクライナ軍のドローン攻撃を受けたとSNSで表明した。
パセチニク氏は寮では当時、14~18歳の子供86人が就寝中だったと指摘。建物の倒壊などで同日夜までに6人の死亡が確認され、15人が行方不明だとした。30人超が負傷したとも述べた。
プーチン露大統領は同日の国内行事で、学生寮を狙った意図的な「テロ攻撃」を実行したとウクライナを非難。国際社会に情報を発信するよう露外務省に指示したとしつつ、「外務省の声明だけにとどめるのは適切ではない」として、国防省にも「独自の提案」を出すよう命じたと明らかにした。
事実上、軍に報復攻撃を指示した形だ。
一方、ウクライナ軍参謀本部は22日、スタロビルスクへの攻撃を認めつつ、標的は全て軍事関連施設だったと表明。学生寮が攻撃されたとするロシアの主張は「捏造」だとした。