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中国共産党の中央規律検査委員会と国家監察委員会は29日、中国バドミントン協会トップの張軍主席が重大な規律・法律違反の疑いで調査を受けていると発表した。同委員会は違反の内容など詳細を明らかにしていないが、関係者の間では汚職の疑いが持たれている可能性が高いとみられている。
張氏は2000年に開催されたシドニー五輪のバドミントン混合ダブルスで、中国史上初となる金メダルを獲得した。この快挙は中国バドミントン界の歴史に刻まれ、氏の名を一躍有名にした。
さらに張氏は04年のアテネ五輪でも同種目で連続優勝を果たし、「かつて中国で最も有名なバドミントン選手の一人だった」と中国メディアは伝えている。現役引退は07年で、その後19年に同協会の主席に就任した。
中国のスポーツ界では近年、汚職問題の摘発が相次いでいる。国家体育総局の苟仲文前局長(閣僚級)は収賄罪などで起訴され、昨年12月に執行猶予2年付きの死刑判決を言い渡された。
また、サッカー中国代表元監督の李鉄氏も贈収賄罪などで起訴され、24年12月に懲役20年の判決を言い渡されている。今回の張氏調査も、こうした一連のスポーツ界浄化の動きの一環とみられる。