
中日本高速道路(名古屋市)の子会社が、アスファルト舗装の路面に生じた穴の再発を防ぐ補修材を開発した。
これまで補修に用いたアスファルト合材は、雨水や走行車両の振動によって剥がれることが課題だったが、新たな補修材を下地に塗布することで接着力を維持できる。
この技術により、補修に伴う工事規制の回数を抑制し、作業中の事故減少につなげる狙いがある。
子会社は道路修繕などを手がける中日本ハイウェイ・メンテナンス名古屋。開発した「ハイウェイ・ハイドロプライマー」は、穴にアスファルト合材を投入する前に注入すると接着剤として機能し、水濡れにも耐える特性を持つ。
愛知、岐阜、三重、長野、滋賀の5県にまたがる中日本高速名古屋支社管内では、道路の穴の緊急補修を年間約千件実施。三重県桑名市などを管轄する事業所では、補修材導入前の2024年4~8月に約70件の再発が発生したが、導入後の同年9月~2025年3月はゼロに減少した。