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伊藤忠商事は11月から、日本発のアニメ・マンガキャラクターのライセンス事業をアジア市場で始める。現在、10以上のキャラクターを検討中で、第1弾として4コママンガ「しょーちゃんは反抗期」の衣類などを11月に香港で販売。その後、日本を除くアジア全域へ拡大する計画だ。最大市場の中国では今年のIP市場が小売りベースで約3兆円に迫ると見込んでおり、日本発キャラで成長市場を取り込む狙いだ。
伊藤忠は2021年9月、ライセンス事業会社のPPWスポーツ・アンド・エンタテインメント(香港)、R&Bライセンシング(スウェーデン)、ムーミン・キャラクターズ(フィンランド)と合弁でライツ・アンド・ブランズ・アジア(RBA)を香港に設立。世界的に有名な「ムーミン」の中国ライセンス事業を手掛け、衣類や小物雑貨のキャラクターグッズが人気となり、ケンタッキー・フライド・チキンなど外食とのコラボ商品も誕生している。
中国では今年、日本のアニメ映画「スラムダンク」が大ヒットするなど日本発アニメ・マンガのブームが続いている。伊藤忠はこうした動きから日本発キャラが中国を中心としたアジア市場で受け入れられると判断し、RBAを通じて新たなライセンス事業を展開することにした。
「しょーちゃんは反抗期」は、「あまえんぼうさちゃん」や「あのひと」で知られるイラストレーター「Akirambow」の作品。5歳ぐらいのしょーちゃんの日常を描いた4コママンガで、国内では2016年以降100種類以上のLINEスタンプが発売されている。
香港では8月からしょーちゃんのLINEスタンプを無料配信。高い人気を集めたことから、11月からキャラクターグッズの販売を開始し、その後中国などでも販売する予定だ。