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「グミ食べる?」と勧められ口にしたら、意識がふわふわする感覚に――。大麻成分CBNが今年6月1日から指定薬物となり、取り締まりの対象となった。SNSで「合法だから安全」と広まっていたが、その実態は深刻な健康被害をもたらすものだった。
CBN(カンナビノール)は大麻に含まれるカンナビノイドの一種で、THCのような強い精神作用はないとされ、睡眠改善やリラックス効果を謳うサプリメントとして販売されていた。しかし、近年その安全性に疑問が投げかけられ、専門家の間で規制を求める声が高まった。
実際にCBNを摂取した人からは、意識障害やめまい、吐き気、不安感などの症状が報告され、特に若者の間でSNSを通じて誤った情報が拡散した。厚生労働省はこうした健康被害を重く見て、指定薬物への指定を検討し始めた。
2024年6月1日、CBNは正式に指定薬物に指定され、製造、販売、所持が禁止された。違反者には罰則が科されることになり、ネット上での販売も一掃された。規制に至るまでには、関係省庁や医療機関による調査と議論が重ねられた。
専門家は「合法という言葉に惑わされず、正確な情報を基に行動することが重要」と警鐘を鳴らす。今後も類似の化学物質が市場に出回る可能性があり、継続的な監視と啓発が必要とされている。