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30日のニューヨーク外国為替市場で、円相場が対ドルで急上昇した。市場では、日本銀行の金融政策決定会合での政策決定を控え、政府・日銀による円買い介入観測が浮上している。
円は対ドルで一時3%を超える上昇となり、1ドル=157円98銭まで買われた。それ以前は162円台後半で推移しており、日中ベースでは2023年12月以来の大幅高を記録した。
急騰の背景には、日銀が次回会合で追加利上げや国債買い入れの縮小を決定するとの観測が強まったことがある。市場参加者の間では「当局が為替介入に踏み切った」との見方も広がっているが、政府・日銀は公式なコメントを避けている。
財務省の神田真人財務官はこれまで「過度な変動には適切な対応を取る」と繰り返し述べており、実際に介入が行われた場合、その規模は数兆円に達する可能性があるとアナリストは指摘する。
今後の焦点は、31日から2日間の日程で開かれる日銀金融政策決定会合だ。市場は政策金利の引き上げ幅や、国債買い入れの減額計画に注目しており、結果次第で円相場はさらなる変動を見せる可能性がある。