
「ひとりラーメン」や「ひとり飲み」が当たり前になった今も、なかなか踏み出せない「ひとり焼肉」。その壁を越えさせてくれる新感覚の店がありました。希少部位も少量ずつ、鮮度抜群の肉が回転レーンでやってくる「回転焼肉」の魅力とは?未知の体験に心が弾みます。
実際に都内の「回転焼肉」専門店を訪ねると、一人でも気軽に入れる半個室席が整っていた。各席にはタッチパネルがあり、メニューから好みの部位を選ぶと、回転レーンが静かに目的の肉を運んでくる。注文から提供まで数十秒というスピード感も一人客にはありがたい。
特に人気なのは、A5ランクの松阪牛を使った希少部位コースだ。サーロインやカイノミ、ミスジなど、一皿に2〜3枚ずつ盛られており、少量ずついろんな部位を試せる。肉は一枚一枚が脂の乗りと風味をしっかり保ち、口の中でとろけるような食感が広がる。
焼き方にも工夫が必要だ。専用のミニロースターが一人一台完備されており、好みの焼き加減を自分のペースで調整できる。タレは醤油ベースの特製ダレと、塩とわさびの二種類を用意。特に希少部位は塩でさっぱりいただくのが店員のおすすめだ。
値段は一人あたり3,000円台からと、通常の焼肉店に比べてやや高めだが、松阪牛をこのクオリティで少量ずつ楽しめることを考えれば納得のコストパフォーマンス。店内は静かで清潔感があり、女性の一人客やビジネスパーソンも多く見られた。孤独ではなく「自分だけの贅沢時間」を味わいたい人には理想の空間と言えるだろう。