
米国の非営利団体が開催する中高生向けの国際科学研究コンテストで、日本代表の高校生が最高賞を初めて受賞した。同賞は1958年に日本が参加して以来、今回が初の快挙となる。
「リジェネロン国際学生科学技術フェア2026」は1950年から続く世界最大級の科学コンテストで、過去にノーベル賞受賞者も輩出している。今年は世界65の国と地域から1725人が集まり、日本からは19研究・29人が参加。賞金総額は約14億円にのぼる。
最高賞を受賞したのは、市立札幌開成中等教育学校の栗林輝さんだ。研究は折り紙やロボットアームの変形を効率的に計算するもので、不規則な動きや構造に対して統計的手法を用いることで効率的なシミュレーションを実現した。審査員は同研究を「物理学・天文学部門」の優秀賞1等に選出後、全研究から1件のみ選ばれる全体最高賞「ジョージ・ヤンコポーロス革新賞」に選んだ。
同大会で日本代表は8研究で受賞し、従来の最高記録である2018年大会の6研究を上回る過去最多となった。
また、長野県諏訪清陵高等学校の小松和滉さんが12年ぶりに特別賞をダブル受賞し、日本勢の躍進が際立った。