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首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の千葉県区間が今年度中に全線開通するのを前に、国土交通省と東日本高速道路(NEXCO東日本)は27日、工事の現状を報道陣向けに公開した。炎天下の中、開通を控えた現場では舗装や施設工事などが大詰めを迎えている。
圏央道は東京都心から半径約40~60キロの位置を環状に結ぶ全長約300キロの高速道路で、横浜市、東京都八王子市、埼玉県川越市、茨城県つくば市などを通り、東関東自動車道(東関道)や常磐道、東名高速、中央道など東京から放射状に伸びる高速道路をつなぐ。首都圏交通の混雑を和らげる役割を担っている。
今回の報道公開では、先行開通する大栄ジャンクション(JCT)から多古インターチェンジ(IC)間の工事状況が披露された。NEXCO東日本によると、この区間の開通により、千葉県内の東西移動が大幅に改善される見込みだ。
NEXCO東日本によると、千葉県区間が全線開通すると、圏央道全体の96%が供用されることになる。残る未開通区間は4%で、今後の整備計画に注目が集まる。
圏央道の整備は、物流効率化や観光振興、災害時の代替路確保など、首都圏の広域的なメリットをもたらすと期待されている。国土交通省とNEXCO東日本は、安全かつ早期の開通を目指し、工事を進める方針だ。