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大谷翔平選手がSNSで公表した第2子誕生。世界中から祝福が集まる一方で、第1子との間隔が1年ほどしかなかったことで「年子は母体に負担では」という声が一部のSNSで広がっています。年子は本当に女性の体に負担をかけるのでしょうか。産婦人科医が答えます。
産婦人科医の山田医師は「医学的に見て、年子そのものが必ずしも母体に過度な負担をかけるとは言えません。重要なのは、前回の出産からの回復状況や母体の栄養状態、年齢など個人差です」と語る。SNSでは「年に一度の出産は危険」という言説が広がっているが、実際には適切な管理のもとではリスクは大きくないという。
世界保健機関(WHO)は推奨する出産間隔として少なくとも18カ月を挙げているが、これは主に低所得国のデータに基づくもので、先進国では十分な医療アクセスがあればより短い間隔でも問題ないとする研究もある。「日本では産後1年以内の妊娠でも、きちんと産科健診を受けていれば大きなリスクは報告されていません」と山田医師は補足する。
一方で、年子妊娠では母体の鉄欠乏性貧血や子宮の回復不全などのリスクがわずかに高まるとの指摘もある。しかし、これらのリスクは事前の健康診断や栄養指導で十分にコントロール可能であり、「年子は絶対に避けるべき」という極端な意見は医学的に正しくないと専門家は強調する。
大谷夫妻のケースでは、夫人がアスリート並みの健康管理をしているとみられ、「特に懸念する必要はないでしょう。SNS上の議論は感情的な部分が大きく、医学的根拠に乏しいものも多い。大切なのは、個々の女性の健康状態を考慮することです」と山田医師は結論づけた。