大阪で鉄道技術展開幕、顔認証改札やAI活用技術を披露

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Mika Nakamura
IT - 08 May 2026

産経新聞社主催の「第2回鉄道技術展・大阪2026」が27日から29日まで、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催される。鉄道・交通システム、土木・インフラ技術、運行管理、車両、旅客サービスなど、あらゆる鉄道分野の技術が横断的に集まる総合見本市で、西日本を中心に鉄道事業関係者が集う場となる。

大阪メトロは今回、最新の顔認証技術や人工知能(AI)を活用して乗客の利便性を向上させる施策や、作業員の安全を守りつつ業務の効率化を図る保守・点検技術を披露する。次世代型移動サービスの都市型MaaS(マース)構想なども紹介。同社の江口清司執行役員は、誰もが利用しやすい交通インフラの維持・発展を通じて社会に貢献したいと意気込む。

大阪メトロの展示の主要な見どころは、最新技術を使い乗客の利便性を高める施策の数々だ。なかでもウオークスルー型顔認証改札技術は、大阪・関西万博の開幕を目前に控えた昨年3月、全134駅中130駅に導入。デジタル乗車券とアプリに登録した顔の情報をひもづけることで、改札機で乗車券やICカードを使わずに駅を入退場できる仕組みだ。

同社は2019年から実証実験を進め、認証速度や正確性を向上させた。その結果、「子供や車いすの乗客など、高さの違いや異なる顔の角度、帽子やサングラス、マスクの着用などあらゆる状況に対応できる」技術になっているという。出展を通じ、相互乗り入れする私鉄などへのシステムの外販にもつなげたい考えだ。

人工知能(AI)を活用し、乗客の利便性を高める技術も注目される。大阪メトロは24年9月から、画像認識技術を使って白杖や車いすを検知する「AI見守りシステム」の導入を開始し、現在は74駅97改札で利用されている。白杖と傘などは通常のカメラでは誤認しやすいが、AIにより「90%以上の確率で正確に把握できる」という。検知すると駅長室のモニターなどに表示され、乗客に寄り添った迅速なサポートが可能になる。

昨年7月に開始した、AIを活用した列車混雑予測サービスも紹介する。過去の駅改札通行データなどをAIで分析して1週間先まで列車の混雑を予測し、アプリ経由などで情報を配信する。通勤ラッシュやイベント時の混雑などを避ける行動変容につながり「利用者からも好評だ」という。

最新技術は乗客の利便性向上だけでなく、軌道の保守など日々の運行の維持でも重要な役割を担っている。

展示で注目を集めそうなのが、AIを活用した軌道の保守システム。モニタリング台車にカメラを搭載し、走行しながら自動で軌道の状態を確認する。従来は作業員が日中、実際に軌道に立ち入って点検していたが、AIを利用することで作業員が線路内に入ることを極力抑えられ、安全の確保につながる。今後は営業列車への装置搭載も進めていく。

また、軌道の天井内構造物の状態を確認する「マイクロドローン」も紹介する。天井の検査は従来、人手での点検が困難な場所だったが、ドローンを使うことで検査の実施が可能になる。

グループで進める都市型マース構想も紹介される。地下鉄やバス、タクシー、オンデマンドバスなど多様な交通手段を組み合わせ、どこにいてもスムーズに移動できるようにし、さらに社会生活サービスも融合させ一体的に提供する構想だ。江口氏は「交通インフラの脆弱(ぜいじゃく)化は人口減少を加速させかねない。都市型マース構想を通じて大阪に住む人、訪れる人にあらゆるモビリティーを用いて移動の自由を提供し続けることは、大阪に対するわれわれの重要な貢献になる」と強調する。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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