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幼児の顔をホールケーキに押し付けて泣かせる動画投稿アプリの映像が拡散され、警察と児童相談所が一時保護に乗り出す事態に発展した。SNSによって増幅された情動的な欲求に翻弄される現実。繰り返される炎上の構図からは、情報インフラとなったソーシャルメディアに潜む巧妙な「罠」が浮かび上がる。
投稿された動画は、女性が誕生日祝いと称し、幼児の顔をケーキに押し付け泣かせている内容。幼児は激しく泣き叫び、画面には笑い声が入っていた。捜査関係者によると、同様にビールが入ったジョッキを幼児の口に当てる動画も確認された。
虐待を疑う通報がSNS上で数十件寄せられ、児童相談所が緊急保護するに至った。警察も動画の内容や投稿者の特定を進めており、児童虐待の疑いで捜査している。
繰り返される炎上の構図からは、情報インフラとなったソーシャルメディアに潜む巧妙な「罠」が浮かび上がる。視聴者の注目を集めるために過激なコンテンツが求められ、幼児や動物を巻き込むケースが後を絶たない。
専門家は「SNSのアルゴリズムは過激な内容を優先表示し、それがさらなる過激化を促す」と指摘。利用者は「いいね」のために倫理を見失う危険性があり、警察と児相は引き続き状況を注視している。