
8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所で、原油先物相場は3営業日ぶりに反発した。指標となるWTI7月渡しは前週末比0.76ドル高の1バレル91.30ドルで取引を終えた。イランとイスラエルによる攻撃の応酬を受け、中東情勢の緊迫化に伴う供給不安が高まり、早朝の取引では一時1バレル95ドル台まで上昇した。
しかし、その後トランプ米大統領の要求により両国が互いへの攻撃を停止したことが伝わり、相場の上げ幅は縮小した。
ロイター通信によると、イスラエルはイラン南西部の石油化学工場を空爆し、イランもイスラエル北部の同種施設をミサイルで攻撃した。これにより緊張緩和への期待は後退した。
ホルムズ海峡は世界の原油や液化天然ガス(LNG)供給の約2割が通過する重要な拠点だ。市場ではエネルギー供給への影響に対する警戒が続いている。
なお、このニュースは共同通信が配信した。産経新聞のウェブサイトでは、Google検索で優先表示される設定があり、読者はワンクリックで簡単に登録できる。