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大阪市は14日、道頓堀川沿いの屋外広告の適法性調査結果を公表した。建築基準法で不燃材使用が義務付けられた110件のうち59件が不燃材を使用しておらず、半数超が違法状態だった。市は是正指導を進めている。
建築基準法は高さ3メートル超の広告に不燃材を義務付ける。昨年8月のビル火災現場では、一部の屋外広告がこの規定に違反していた。
市は昨年10月、道頓堀川沿いの屋外広告150件の管理者に調査票を送付し、130件から回答を得た。今年3月末時点で違反59件のうち是正計画書提出済みは19件、是正済みは4件にとどまる。
また、高さ4メートル超で検査が必要な78件のうち69件で、安全確認の検査済証を取得していないことが判明した。
市は今後、違反広告の管理者に不燃材への交換や撤去時期を記載した是正計画書の提出を求め、未回答の20件には督促を行う方針だ。
火災は昨年8月18日、道頓堀川沿いの6階建てビルで発生し、隣接ビルに延焼。消火活動中の消防隊員2人が死亡した。市消防局の事故調査委員会は、屋外看板が延焼を加速させ脱出を困難にしたと指摘している。