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広島は6日、米国による原爆投下から81年を迎え、広島市の平和記念公園で原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)が開かれた。松井一実市長は平和宣言で核兵器の使用が容認されかねない時代に強い危機感を表明。国際法をないがしろにする「大国の横暴な振る舞い」は世界の平和と安定を根底から揺るがすと批判し、核兵器廃絶に向けた行動を求めた。
松井氏はロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢の緊迫化などを念頭に、核兵器の使用リスクが高まっていると指摘。「大国の横暴な振る舞い」が国際秩序を損ない、核兵器の使用をためらわない風潮を生み出していると警鐘を鳴らした。
その上で松井氏は、核兵器の非人道性を軽視することは「第三のヒロシマ・ナガサキ」をつくり出しかねないと強調。廃絶を願う市民社会を「いつまで失望させ続けるのか」と世界の為政者に問いかけた。
式典には過去最多の123カ国・地域と欧州連合(EU)の代表が参列。高市早苗首相と広島県の横田美香知事が就任後初めてあいさつし、核廃絶への決意や平和への思いを表明した。
参列者らは原爆が投下された午前8時15分、黙とうをささげて犠牲者を追悼。原爆の惨禍を繰り返さないとの誓いを新たにし、世界に向けて平和のメッセージを発信した。